Qラボ 九州しあわせ共創ラボ

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#3 beyond コロナ アイデアの種

コロナの影響がどこまで続くのかは不明ですが、今はwithコロナ時代で「どのような対応ができるのか」、そしてafterコロナ時代に向けて「どのように備えるべきか」の両方を皆が考え、その考えや行動を周囲に共有、拡散していくことが大切なのだと思います。
Qラボでは、実際に全国、世界で動き始めている事例をベースに、「どのようにしてコロナを乗り越えるのか」そのアイデアを発信していきます。

第三弾は、『価値の再興』の事例を紹介します。

#価値の再興

アイデア①「こんな時こそ昔遊び」

【事例】

  

【内容】
自粛生活を行う上で必ず出る、ごみや廃材。そのごみや廃材に着目し再利用の観点から遊具を作って楽しむ動画がYouTubeで注目されています。

【ココがポイント!】

●自分たちで工夫し楽しむDIY思想の高まり!
●楽しみながらの環境改善!
●家族内でのコミュニケーション意識の向上!

【こんな兆しがありそうです】
様々な企業が、自社製品の利用後の廃材を使ったアイデアで自宅での時間の使い方提案や、親子で楽しめる時間を演出しSNS等で発信すれば商品PRにもつながりおうち時間を有効に活用できるきっかけ作りにもつながりそうです。

 

アイデア②「醤油さしに新しい活躍の舞台を」

【事例】

     #SafeHandFish

http://cleanseex.com/safehandfish/

【内容】
宴会やイベントの中止・自粛により、大量に余っていた調味料容器に除菌抗菌液を充填することで、使い切りサイズの携帯用除菌抗菌液として活用するプロジェクトです。これにより、相次ぐ注文キャンセルで困っていた容器メーカーの救済と、需要と供給のミスマッチしていた除菌抗菌液の課題という企業と社会にとってwin-winのアイデアを実現しています。

 【ココがポイント!】

●新たなシーンでの役割を見いだした!

●キャラクター性を生かした価値が与えるクリエイティブストーリー!

●需要と供給、企業と社会のマッチング!

【こんな兆しがありそうです】
生活者の日常を改めて見つめ、自社の商品に新たなシーンでの役割、価値の発見がないかを探る必要がありそうです。また、100均アイテムを使った収納アイデアのようにユーザーの利用シーンの中からヒントを探してみるといいかもしれません。

 

アイデア③「おうちの次は車内を快適に」

【事例】

   

https://www.automesseweb.jp/2020/04/19/375824

 【内容】
自粛生活が続く中で高まった、自宅内で快適に過ごすための生活環境づくりですが、その意識はマイカーにまで拡大しているようです。マイカー内の環境を快適に過ごすためのグッズだけでなく、マイカー内でのテレワーク需要に向けたアイテムを紹介する記事も注目されています。

【ココがポイント!】

●パーソナルスペースを快適に過ごす意識は自宅内には限らない!

●移動という既存価値ではない側面でマイカーの価値が広がっている!

●ワークスタイルの多様性はマイカー内まで広がっている!

【こんな兆しがありそうです】
記事の紹介にあるような、ごみ箱のようなアイテムに限らず、マイカー内をパーソナルスペースとして捉えた除菌や健康といったアイテムの登場や、これまでにない利用シーンの拡大に伴う新しいアイテムの開発が進みそうです。

 

TEXT BY

Qラボ 研究員
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