九州のしあわせ度は、“世界一住みやすい都市”※とされる東京にも負けていません。
※『MONOCLE』2016年版世界の住みやすい街ランキングより
生活者がしあわせ度を100点満点で評価するしあわせ得点で見ると、九州のすべての県が、東京を上回っています。
Q. あなたの「しあわせ度」を、100点満点でいうと何点ですか?
衣食住のすべての満足度も、九州トータルでは東京と同等のレベルにあります。
Q. 以下のそれぞれについて、どの程度満足していますか?
その一方で、九州の人が、明るい未来を描けていないことがわかりました。
九州の人は「九州の先行きは明るくない」と考えています。
Q. あなたが暮らしている町の先行きは明るいですか、暗いですか?
地方創生活動に対する期待も、まだ高くはありません。
Q. 地方創生の政策によって人口減少は改善すると思いますか。
しあわせを感じるシーンも、東京と比べて決して多くはありません。
「しあわせを感じる瞬間」は、東京を下回る項目が29項目中16項目と多いことがわかりました。逆に、東京を上回る項目は9項目です。
〔 九州が東京より5%以上下回る「しあわせを感じる瞬間」 と その差 〕
Q. あなたがしあわせを感じる瞬間にはどのようなものがありますか。
「明るい未来が描けていなく」、「しあわせを感じるシーンが少ない」にも関わらず、“東京に負けない高いレベルのしあわせ”が実感されているのは、なぜでしょうか?九州には、どのような「しあわせの鍵」があるのでしょうか?
実際に、九州の生活者には、東京と比較して様々な特徴がみられます。
これらが、九州の「しあわせの鍵」を紐とくための材料になるかもしれません。
あとがき
調査結果を見ると、九州の人々は、身近なところから生活を捉えているようです。
そのため、生活で感じるしあわせも、より身近で、より自分ごととして
深く実感出来ているのではないでしょうか。
“リアルなしあわせ”というのが九州の「しあわせの鍵」の一つかもしれません。
今回はあえて、全体の特徴をとらえるために、九州トータルのデータをご紹介しました。
県別、性年齢別、しあわせ度合い別等でみると、また別の「しあわせの鍵」が見えてきます。
Qラボは今後
・本調査を、様々な切り口で分析する。
・新しい調査やインタビューを行う。
・調査から見えてきた「しあわせの鍵」を具現化するアイデアを様々な人たちと共創する
といった活動を行っていきます。