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【Q女インタビュー】女性の「自律」と「個の確立」を叶える!ビジネスリファイン大野社長

九州で輝く人々と対話することで、九州の女性たちが自分らしく、しなやかに生きていくためのヒントを探ります。九州から女性たちをエンパワメントするQ女LABが研究する「セルフラブ」を軸としたインタビューです。記念すべき第一回目は、九州の女性たちを30年支援されてきた、株式会社ビジネスリファイン代表取締役社長/インフィニフィニッシングアカデミー校長大野祐子様にインタビューさせていただきました。

Q女LAB)大野社長が福岡で事業を続けられている中で大切にされていることを教えてください。

大野)一言でいうと「会社や自分が役に立っているか」ということを軸にしています。ずっと女性向けの事業をしていたので女性には「自律」してほしい、「個」を確立してほしいと思い、事業で応援しています。いま、「軸」を人に依存している人が多いような気がします。やはり軸は他人に委ねてはいけませんね。何か自分の強みを持っていればもし離婚しても、ずっと一人で生活していても、子供が独立しても、楽しく生きていけると思っています。仕事のスキルなど、人に負けないものをみんなが身に着けられたらいいですね。そうすることで自分の軸ができるし、それが「個」の確立につながると思っています。

Q女LAB)とても今の時代にマッチしている…というより、ずっと最先端の考えを発信されていたんですね。ようやく時代が追い付いてきたという感じですね。仕事とご自身の生活を両立する中で大切にしていることはありますか?

大野)バランスが大切。静と動、心を鍛える自分と体を鍛える自分を大切にしています。文武両道でありたいんです。私は仕事とプライベートはしっかり分けるタイプです。お休みの日はPCを見ない。例えば休日のアビスパ応援は、私の仕事です。サッカーチームアビスパの選手のマインドコーチをしてます。セカンドキャリアをご支援できるように、まずはサッカー選手の現状を理解するために一人でも欠かさず応援に行って勉強してます。彼らは小さい頃からスポーツ一筋で育っているので、セカンドステージのための準備が必要なんです。

※大野社長ご提供。

Q女LAB)仕事もプライベートも全力で疲れませんか…?

大野)仕事はもちろん疲れますよ。(笑)プライベートは自分らしくいられる時間にしてるから、必ず休むようにしています。私はマラソンが好きなので休日の朝は、大濠公園をランニングします。走り終えた後にスタバでコーヒーを飲むまでがセットです。それが自分時間で、リフレッシュ・ストレス発散になっているかもしれませんね。この時間は崩したくないので旅行先でもランニンググッズを持って行って、欠かさず走るんですよ。どこでも、ルーチン!旅先も感じたいから…。

※大野社長ご提供。ランニングウェアも自分らしさを表現できるアイテムですよね。とても素敵です。

Q女LAB)土日の朝のランニングと、その後のコーヒー時間が大野社長にとっての「セルフラブ」に繋がっているのかもしれませんね。「セルフラブ」についてどのように思われますか?※セルフラブ:自分のありのままの見た目や生き方を肯定すること。

大野)今、多くの人が「世の中に負けてるな。」と思う。世の中の人間関係や会社についていけていないのかも。個人の個が弱まっていて、自分の軸を他者へ委ねて依存してしまっているのかもしれない。でも人は自分を認めてもらいたい意識が強い。だからこそ自分らしさ、セルフラブ=ありのままの自分、自分らしさを大事にするといった気持ちになるのではないかと思う。私は、「自分らしく」と考えず、勝手にやってしまっていますね。(笑)みんな自分の時間を取り戻して、自分らしさをかなえてほしい。みんな本当は素敵なのに、自分らしさや自分を知らない人が非常に多いですね。だから「フィニッシングスクール」があるのよ。弱さをはきだし、自分らしさを取り戻す場所なんですよ。

Q女LAB)おそらくここにいるメンバー全員「フィニッシングスクール」に通いたい気持ちになってしまいました!(笑)仕事ではないところで自分を見つめてみる、別のコミュニティに属してみる、などいつもと違う場所で自分の時間を意識的にとることが必要なんですね。

大野)そうですね。私もプライベートで自分を取り戻す時間は必ずとり、大切にしています。オンオフの切り替えが重要ですね。茶道の上級師範で、ご指導してますが、茶道の世界では、お扇子で挨拶をします。親しい間柄であっても、お扇子を出した時から、先生と生徒、けじめ、親しき中にも礼儀、と空間・意識が切り替わります。何事も自由で楽しくあるべきですが、切り替えスタイルは、日本文化の極意です。仕事とプライベートの自分を切り替えるという話でいくとファッションも大好きなので、私らしさも重要です。私のスタイルは、Gアルマーニと決めています。ビジネスとプライベートではファッションは分けています。Gアルマーニは、女性が働くためのスーツを開発した人であり、女性がかっこよく働きやすい丁寧な仕立てです。自分の仕事のスタイルにあっているから20代から愛用してます。アルマーニさんとは今ではプライベートで、良くしていただいることはちょっと自慢なんです。「自分の好きなものには投資する」こともセルフラブかもしれませんね。

Q女LAB)スクールの生徒さんはいまどんな方が多いですか?

大野)時代なんでしょうか…最近は自分に自信がなく、メンタルが崩れそうな方がスクールに来られたりします。仕事や介護など忙しい日々に追われている女性が、自分を取り戻しに来る傾向があります。私たちが提供する授業も時代で対応していかないといけませんね。男性も女性も、個人でも会社でもスクールインフィニへいらしてください。

 

Q女LAB)福岡において第一線でずっと活躍されていていますが、今後さらに叶えたい目標があれば教えていただけますか?

大野)私は大和なでしこという言葉が好きなんです。これからの日本の女性たちは「新しい大和なでしこ」であってほしい。竹のように強くてしなやかに、心はやさしく豊かで在り、何事にもポジティブにチャレンジしていく。そんな女性を育てていきたいです。女性は、自分の強みを知って、磨きをかけることが大切です。ひとつ意識してほしいのは自分のためにだけ生きているのではないことを知ってほしい。それだと感謝もしないし、人も褒めない。自分のことだけを考える狭い視野ではなく、もっとグローバルなところから、客観的に自分を見る視点を持ってほしい。そうすると社会に必要とされるようになる。九州からそんな、日本人女性を育て続けたいですね。

大野社長との対話の中では数多くのセルフラブを叶えるキーワードが出てきました。

#自律 #個の確立 #自分を取り戻す時間をつくる #切り替え #バランス #会いたい人にはすぐ会いに行く #朝ラン #コーヒータイム #心豊か

これからも九州女子の「セルフラブ」を叶えるための研究を続けていきます。

TEXT BY

Q女LAB(落合沙優)
Q女LAB

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