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【新卒採用担当者必見】九州博報堂の新卒採用企画オンラインOB訪問とは!?

<新しい学生とのコミュニケーション手法>

新型コロナウイルス下でのリクルーティング対策は企業側、学生側双方に大きな影響を及ぼしています。説明会は実施することができず、企業側は「どのようにして学生に魅力を伝えたら良いかわからない」「今の学生の声や気持ちが全く届いてこない」という課題があり、学生側も「どのように企業研究を進めればよいかわからない」「このまま選考がどうなっていくのか不安」と言う声が多くなっています。

そこで、九州博報堂では、これまでQ就リクルーティングプロジェクトにて培った学生のリクルート意識や生活意識を把握してきたことを参考に、早いタイミングでリクルート企画やコンテンツを全てオンラインで実施していくことを決定、実施をしています。

SNSやYouTubeなど学生が日頃接するメディアの各アカウントを至急開設し、予定していた会場での自社説明会のコンテンツを、オンラインを通して学生向けに発信しています。実際に現在開設してからまだ3週間ほどですが、各アカウントののべフォロワーは500人を超える状況になっています。

九州博報堂の、この取り組みは、現在リクルート対策に頭を悩ませている九州の企業の方々にも参考になるのではと感じ、その舞台裏を含めて一般公開したいと思います。

<オンラインOB訪問について>

YouTube企画「九州博報堂トーク」など、色々な施策を実施する中で、先日実施し、反響が大きかった「オンラインOB訪問」について、3つのポイントにわけて、ご紹介いたします。

ポイントその1:学生からの「社員の顔が見たい。」という声に応える。

これまでの会社説明会では、色々な社員との接点機会がありました。企業は1つの人格をもつとも言える存在です。この状況下でもなるべく多くの学生に対して、社員の顔が見える接点を設けることは、学生が企業を選択する時の安心材料の1つになるはずと考えました。

オンラインでもzoomのウェビナーという機能を使うことで、「顔が見えるOB訪問」を行うことができました。

※zoomのウェビナーとは、通常のzoomミーティングとは異なり、参加者は「パネリスト」と「視聴者」に分かれます。「パネリスト」は、画面に顔も声も出し、プレゼンをする側になります。今回で言えば、九州博報堂の社員になります。そして「視聴者」は学生になります。学生たちは、顔や声を出すことなく、パネリストたちのやりとりを見ながら、文字ベースで議論に参加し、社員の雰囲気をつかむことができます。オンラインOB訪問では、社員たちへの質問をQ&Aでリアルタイムに受け付け、トークセッションをしていきました。

ポイントその2:新卒採用活動は会社のフィロソフィーを体感していただく場

他の動画配信システムを使うことも検討しましたが、今回zoomウェビナーを活用したのは、「参加社員が、家から参加できるスキーム」だったという点でした。オンライン上だからといって、社員が一箇所に集まらないと運営できないシステムでは、学生側から「リモートワーク じゃないの?」と感じられますし、外出自粛を徹底することでコロナに立ち向かう社会の一員としての役割が果たせないと判断したからです。Withコロナ時代には、社会の中でどう企業のフィロソフィーを実践していくかを模索しながら進めています。

ポイントその3:オープンマインドに

生まれてきた時からデジタルに馴染んでいる学生の行動の特徴として、オープンに人と人とのコミュニケーションをしたり、透明性のある社会をもとめる意向も強くなってきています。また、福岡の街は、ベンチャー企業や学生が率先して新たな取り組みを実装し、拡散している土壌もあります。社会を構成する企業も、そのような学生の機運を学び、ビジネスに活用していく時代に入っていると言えます。企業の活動をなるべく早く情報発信し、企業同士がお互いの活動の良い部分を取り入れていくことで、より良い街づくりに発展していくと捉えています。

<最後に>

Zoomを学生との新たな接点と捉え、各SNSでも告知したことで、3日間で、のべ400人以上の学生に参加をしていただきました。その様子がこちらです。

OB訪問と謳っているからには、リアルタイム感やぶっちゃけ話をしやすい空気をいかにつくっていくことを意識しています。就活の場は、企業側も学生側もどうしても「本音と建前」が存在してしまいます。完全に「本音と建前」を払拭するのは難しいですが、例えば、今回は事前に参加者社員へのオリエンをしないことで、社員のリアルな雰囲気を引き出すなどの工夫をしています。

「オンラインOB訪問」は、とりあえずやってみようというスタートの中で、試行錯誤の連続でしたが、参加学生からも好評で、4月27日(月)に追加開催をすることが決まりました。

急なオンライン対応を募られている社会の中では、これまでと同じ価値観や達成を追い求めずに、今何ができるかをまずはチャレンジしてみることが重要だとあらためて気づかされています。

特に、オンラインやデジタルの技術が日々発展している中で、若手社員の活躍の場が広がっていると感じます。デジタル領域にアンテナを張り、さらに自分のアイデアと結び付けようとする意識をもつことで、新しい仕組みづくりを企業の中にいながらも実践することが可能だと思います。

Q就リクルーティングプロジェクトも若手社員が中心となって立ち上げたプロジェクトですが、九州エリアでの採用領域の総合的なサポートを目指していますので、是非お気軽にご相談、お問い合わせをいただければと思っております。

 

<九州博報堂の新卒採用について>

2020年4月にスタートした新しい会社である九州博報堂では、2021年卒の新卒採用より始動いたしました。

九州博報堂のブランドパーパスである「地域の情熱たちと、未来をつくる。」を一緒に実現できる、実現したいという方を、ぜひ採用したいと考えております。

そのため、2021年卒の採用コンセプトを「九州愛採用」と名づけ、色々な企画やコンテンツの発信をしております。

九州博報堂のアカウントは、各メディアで「九州博報堂」と検索ください!

・Instagram:https://instagram.com/kyushu_hakuhodo?igshid=19m9vmpxy7mil

・Facebook:https://www.facebook.com/九州博報堂-採用チーム-101373864830667/

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・YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCsKW5934cxDfh1MvZCCxqWg

TEXT BY

Qラボ研究員
鈴木維

鈴木維 2018年、博報堂に入社後、すぐに九州支社に配属。 新人業務と、知人が全くいない環境にストレスを感じ、入社半年で10kg増。(本当は福岡のご飯とお酒が美味しすぎて、普通に、暴飲暴食で太りました。) 自分なりに環境を変えるため、積極的に九州での人間関係を広げていき、「九州の若者のポテンシャル」に気づき始める。 学生時代に行っていたHR業界での長期インターンシップの経験を活かし、Q就リクルーティングプロジェクトを先導している。 最近飼い始めたウサギの名前は、Johnny Marco。

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